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第1回日本UBE BESS研究会開催報告
2024.02.13

第一回日本UBE/BESS研究会を2024年2月10日に大阪のツインタワーズノースにて開催いたしました。本会には70人を超えるバイポータル内視鏡に興味を持つ方々に参加いただきました。

第一部では、UBE/BESSの導入というテーマで渡邊水樹座長のもと、梅林猛先生、石井圭史先生、田上敦士先生、上田茂雄先生、松川啓太朗先生にそれぞれの立場からパイポータル内視鏡を始める際の苦労やピットフォールについてご講演いただきました。整形外科、脳外科やMED、PEDの経験のありなしそれぞれでのバイポータル導入は非常に興味深く、これから導入する先生方にとって本講演は非常に役に立つと確信いたしました。

第二部では、佐々木が僭越ながら座長を務めさせていただき、UBE/BESSのこれからというテーマで伊藤全哉先生、伊藤研悠先生、三宅央哲先生、山屋誠司先生にご講演いただきました。バイポータルの利点から問題点まで幅のひろいご講演で、バイポータル手技が今後さらに広まっていく予感を感じました。

また、4Kカメラなど最新の道具を使ったワークショップでは、瀬川知秀先生、水野哲太郎先生の指導の下、立ち見がでるほどの盛況であり、本手技の理解が深まったと感じました。隣の会場で行いました症例検討会では、吉水隆貴先生の司会で90分の活発な討議が行われ、白熱した症例検討となりました。

第一回ということもあり、不手際などもあったと存じますが、UBE/BESSの安全普及というミッションの役に立てればとできるかぎりのことはさせていただきました。

多数のご参加まことにありがとうございました。第二回以降の開催やセミナーなど随時ホームページで掲示できればと存じます。今後ともよろしくお願いいたします。

 

第一回 日本UBE/BESS研究会 会長

聖隷浜松病院 整形外科 佐々木寛二